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The Columbine Fairy

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日々の生活を綴っていきたいと思います。

出産を終えて

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2016 7/28に無事に第一子を出産しました。
当日までは出産の痛みに自分が耐えられるだろうか、無事に産まれてくるだろうか、産まれて初めて見る我が子は一体どんな姿をしているのだろうかetc
不安な想いも沢山ありました。
そんな時は出産の喜びを綴った本などを読んで、気持ちをポジティブに持っていったり、とにかくドキドキするばかり。


予定日を過ぎても産まれる兆候がなかった為、病院で産婦人科医に子宮を刺激された時の激痛は本当に自分でも信じられないくらいの痛みでした。処置室が薄い扉で待合室としきられているだけだったので、本当なら絶叫したいくらいでしたが、他の方を心配させてはいけないと懸命に声を殺しました。


その翌日に見事陣痛が始まり、最初から三分おきの陣痛で即入院となりました。
ただ、そこからが長かった…
私が出産したのは総合病院なので、陣痛室にベットが何台か置かれていて、私が入った時には二人の妊婦さんがいらっしゃいました。
私が陣痛に悶絶している間にその方々は順番に出産を終えられ、朝の7時から気づけば、夜中…


最初に入った時に担当してくださった助産師さんも交代され、なかなか子宮口も開かず、破水もせず、ただただ想像を絶する痛みに耐えるのみ…
事前に呼んだ本に、お母さんが陣痛で「痛い」など陣痛に否定的な言葉を発すると、赤ちゃんはちゃんと聞いていて、お母さんを苦しめるなら出てはいけないと思ってしまうetc
幾ら痛くてもそういった言葉は良くないと書いてあったので、何とか否定的な言葉は使わずに耐えました。


出産に備えて、お腹は空いてなくても食事は食べ、その都度気持ち悪くて嘔吐→膜が破けるを繰り返し、陣痛の痛みに耐えられずしゃがみこんだ時に漸く破水。
そこからは陣痛の頻度も速まり、言葉にならない痛みとの闘いでした…


最終的には排泄物が出てしまう❗と叫び、それは赤ちゃんですよと言われ、漸く分娩台に乗ることが出来ました。
そこからは自分も冷静で、助産師さんに無理やり指示されることがストレスだったので、自分のタイミングでやらせて下さいとお願いし、あっという間に出て来てくれました。
自分のタイミングでやれたことが幸いし、股が裂けることもなく、出血量も少なくとても良いお産が出来ました。

所要時間22時間

初めて見る我が子はとても不思議で神秘的でした。
この子がお腹の中にいたんだ❗

出産が終わった瞬間に、陣痛の痛みは思い出そうとしても思い出せない。
これが母親の強さか、と本当に不思議でした。

産んだ後は分娩台の上で処置を受け、一時間安静にしてから病室に移りました。

初めての出産でしたが、人生の長さに比べたら一瞬の出来事で、貴重な経験でしかないと思いました。

by Benitengutake | 2017-03-13 19:23 | 人生

by Benitengutake